「染毛剤」と「染毛料」は、一文字違いですが法律上まったく別のものです。この違いを知らずに選ぶと「思っていたより色落ちが早かった」「もっとしっかり染まると思った」といったミスマッチが起こりがちです。公的な分類基準にそって、簡単に整理しました。

結論

髪を染める製品は、法律上の扱いによって大きく「染毛剤(医薬部外品)」と「染毛料(化粧品)」に分かれ、さらに持続期間や染まり方で細かく分類されています。

ヘアカラーなどが染毛剤に該当します。髪の内部までしっかり成分を届けて、長期間色を保てるのが特徴です。髪本来の色素に働きかけながら新しい色を定着させるため、白髪もしっかり染まりますが、その分、髪や頭皮への負担は染毛料より大きくなる傾向があります。

カラートリートメントなどが染毛料に該当します。髪の表面や外側の層に色を付着させるタイプです。色合いはシャンプーなどで徐々に落ちるため、継続して使用することで色味を保ちます。毎日のケアに取り入れやすいことも特徴です。

ヘアカラー(永久染毛剤)
半永久染毛料

さらに持続期間や染まり方で細かく見ていくと、以下の6タイプに分類されます。

医薬部外品・染毛剤

永久染毛剤(酸化染毛剤)

ヘアカラー・白髪染めなど

  • 約2〜3ヶ月色持ち
  • 黒髪も明るくできる

医薬部外品・染毛剤

脱色剤(ブリーチ)

ヘアブリーチ・ヘアライトナーなど

  • 髪色を明るくする専用剤
  • 脱色・脱染効果に優れる

化粧品・染毛料

半永久染毛料(酸性染料)

ヘアマニキュアなど

  • 約3週間色持ち
  • 髪の表面に色をのせる

化粧品・染毛料

半永久染毛料(HC色素/塩基性色素)

カラートリートメントなど

  • 使用後はすすぎ、徐々に染まる
  • 毎日使える

化粧品・染毛料

一時染毛料(顔料など)

ヘアマスカラ・ヘアファンデーションなど

  • 手軽に部分着色できる
  • 毎日使える

化粧品・その他

植物染料

ヘナ(ヘンナ)染めなど

  • 市販品はヘナカラーとの混合品も多い
  • 植物由来の色素でやさしく染まる
カラーリング剤の分類

テンスターHena カラートリートメントは、「半永久染毛料(HC色素/塩基性色素)」に分類される染毛料です。繰り返し使うものですので、染めるたびに無理なくケアを重ねられるよう、5つのフリー処方(ジアミンフリー、シリコンフリー、パラベンフリー、鉱物油フリー、香料フリー)にこだわっています。

さらに独自に配合したヘンナ葉エキス(トリートメント成分)が、ハリ・コシのケアもサポート。「ヘナ由来の成分でいたわりながら、毎日でも続けやすい処方で染める」これがテンスターHenaの考え方です。

なお、植物そのものによる本格的なヘナ染めをお求めの場合は、天然ヘナパウダーを使用した植物染料のファインヘナもご用意しています。

結局、染毛剤と染毛料どちらを選べばいいですか?

しっかり長く染めたい方は染毛剤(ヘアカラー)、髪や頭皮への負担を抑えたい方は染毛料(カラートリートメント等)が向いています。

テンスターHenaカラートリートメントは植物染めではないのですか?

「テンスターHena カラートリートメント」はHC色素・塩基性色素を用いた染毛料で、ヘンナ葉エキスはトリートメント成分として配合しています。天然ヘナによる植物染めをご希望の場合は「テンスター ファインヘナ」をおすすめしています。

染毛料でもパッチテストは必要ですか?

テンスターHenaでは、ヘンナ葉エキス(トリートメント成分)を配合しているため、ご使用前のパッチテストをおすすめしています。植物由来成分を含む製品のため、体質や肌の状態によってはお肌に合わない場合があります。初めてお使いになる際は、事前にパッチテストを行ってください。

染毛剤と染毛料の違いについては「日本ヘアカラー工業会」のサイトでも紹介されています。