ファインヘナの成分について

弊社お客様相談室に、ときおり、ファインヘナの配合成分についてお問い合わせをいただくことがあります。ファインヘナは弊社のロングラン商品で、植物成分100%のヘアカラー。現在4色ご用意していますが、それぞれの色は、下記の素材をかけあわせることで表現しています。ご購入の参考になればさいわいです。

ヘンナ葉


西南アジアから北アフリカにかけて自生するミソハギ科の植物で、和名は「指甲花(しこうか)」「ツマクレナイノキ」。人の暮らしや民間医療とのかかわりは深く、古くは旧約聖書にも登場します。とくに中東においては愛・婚礼といったイメージをもつ植物です。
乾燥させた葉のパウダーを水で練ってペースト状にし、髪に塗ると、オレンジ系の色に染まります。ボディペインティングとしてはメンディが有名です。花にはロマンチックな芳香があり、香水の原料となります。


ハイビスカス花エキス


観賞用から食用まで200種ほどあると言われるハイビスカス。インド大陸の伝統的予防医学である「アーユルヴェーダ」にも用いられるアオイ科の植物です。南国産のため紫外線に強く、保湿力を高めるハーブとされています。
食用ハイビスカスにおいては有機酸やミネラルを豊富に含み、疲労回復と新陳代謝を促す効果を持つことが知られます。エイジングケア対策として、基礎化粧品・ヘアケア製品・ボディケア製品など、美容にかかわる幅広い商品に配合される天然成分です。


ナンバンアイ葉(インディゴ)


紀元前から染料として使われているマメ科の植物、ナンバンアイ。ナンバンアイ(もしくは木藍)という和名より、「インディゴ」の方が有名です。降雨量の多い高温多湿な地域で栽培され、繁殖力の高い男性的なハーブとして知られます。
インジカンという染色成分が水に溶け、空気に触れることで、きれいな青に染まります。オレンジの色素を持つヘナとかけあわせることで、ブラウン・ブラック系の色調を出すことができます。


アムラ

 

トウダイグサ科の落葉性の小高木で、「インドスグリ」とも呼ばれます。果実には宝石のような透明感があり、ビタミンCと鉄分を多く含みます。アーユルヴェーダで重用されてきましたが、近年では、抗酸化作用の高いエイジングケアハーブとして、改めて注目されている天然成分です。
アムラはキューティクルをしっかり締めるので、髪に強さとしなやかさが加わります。頭皮の環境改善・髪のボリュームアップに有効といわれるのはそのためです。


シカカイ


ネムノキ科の低木です。天然の洗浄成分サポニンを多く含むため、粉末をお湯に溶かしてかきまぜると泡だちます。アムラとブレンドされることが多い成分で、皮膚の脂分や髪のケラチンタンパクを損なわないのが特徴で、「理想的なシャンプー」とされます。
頭皮の状態を改善してフケやかゆみを防ぎ、髪をしっとりなめらかに落ち着かせ、指通りを改善するトリートメント効果も持っています。


ハラダ


ハラダはインド原産の植物で、シクンシ科の高木です。和名「訶梨勒(かりろく)」。ミロバランとも呼ばれ、多くはインド更紗の下染めなど、草木染の染料として使われ、緑がかった淡く美しい黄色に発色します。日本にもたらされたのは室町時代のことで、芳香を発する縁起の良い植物として、広く受け入れられてきたようです。
多量のタンニン酸を含み、髪を強化する働きがあります。また、整腸作用・抗菌作用・解毒作用もあるとされ、漢方やアーユルヴェーダでは下痢止めとして用いられます。

2020年09月17日|テンスターヘナ:テンスターヘナ