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毛髪の構造のおはなし

とつぜんですが、海苔巻きはお好きですか?


毛髪の構造は大きく3層に分かれていて、よく、海苔巻きにたとえられます。

1) 毛表皮(キューティクル)
2) 毛皮質(コルテックス)
3) 毛髄質(メデュラ)

海苔の部分が毛表皮(キューティクル)、ご飯の部分が毛皮質(コルテックス)、具の部分が毛髄質(メデュラ)です。


1、 キューティクル
髪表面を覆うキューティクルは、ケラチンタンパクという物質でできています。
毛根から毛先に向け、魚のうろこ、あるいはたけのこの皮のように重なり合いながら、髪を保護しています。
キューティクルは、摩擦などの物理的刺激には弱くもろいため、無理なブラッシングやシャンプーでいためてしまうことがあります。

2、 コルテックス
コルテックスは、硬い繊維状タンパクが集まったものです。
そのタンパク質同士を「CMC」という接着剤がくっつけ、そうめんのような束状にしたのが髪です。

海苔巻きというより、そば寿司でしょうか。


コルテックスは髪の85~95%を占める重要な部分です。髪のしなやかさを左右し、髪色を決めるメラニン色素をふくんでいます。

3、 メデュラ
メデュラは髪の芯にあたる部分です。
太い毛には多く、うぶ毛や赤ちゃんの髪には少ないものです。
ヘアケアに大きくかかわるのは、主にキューティクルとコルテックスです。
キューティクルが傷むと、コルテックスから接着剤であるCMCが流出して縦に裂け、枝毛になります。
CMCには水分調節機能や栄養保持機能があるため、髪にとっては大きなダメージとなります。
キューティクルやコルテックスは、パーマ剤やカラーリング剤など、さまざまな薬品の作用を受けやすい部分でもあるので、普段からいためないように注意したいものですね。

2020年01月17日テンスターヘナ:テンスターヘナ

染毛後のヘナの発色を促す方法

以前にもブログでお伝えしたことがあるかと思いますが、弊社のパウダータイプのヘナ製品「ファインヘナ」には、ヘナのほか、インディゴをブレンドしています。

ヘナはオレンジの色素をもっているので、青の色素をもつインディゴを加えることで補色効果が生まれ、髪がブラウン系の色に仕上がるのです。


このインディゴは、空気中の酸素に触れることで発色していきます。
そのため、発色の進んでいない染毛直後の髪は想定していたような色にならないことがほとんどですが、時間の経過とともに落ち着いていきます。
あせらず、3日程度みていただきたいと思います。

髪に空気と水分を与えることで酸化を促すことができますので、お湯シャンをしたり、髪表面に霧吹きをかけて湿り気を補ったりするとよいです。
下の写真の右の毛束が、お湯シャンと自然乾燥を5日間繰り返したものです。
比較してみて、いかがでしょうか?


同じ理由で、きれいな発色のためには、ドライヤーではなく自然乾燥することが絶対的におすすめです。
ファインヘナで染めた後、タオルドライ状態の湿った髪を30分程かけて乾かすと、より濃く仕上がります。
寒い時期にはなかなか難しいとは思うのですが、ぜひ、トライしてみてくださいね。

2020年01月10日テンスターヘナ:テンスターヘナ

ヘナ染めのあとはシャンプーが必要?

ヘナ染めの後、シャンプーしたほうがいいですか? と質問されることがあります。


ヘナは植物なので、成分が残ることのデメリットはほとんどありません。基本的にはお湯シャンで大丈夫です。けれども、ヘナで少しかゆくなったり、肌が赤くなったりする場合は、余分なヘナを落とすためにシャンプーしたほうがよいと思います。

私自身は、ヘナ後のシャンプーはしていませんが、肌が弱く、体調によっては痛くなったりかゆくなったりするので、洗い流しはていねいに・・・と心がけています。

みなさまがいちばん気になるのは「色落ち」ですよね。弊社では、ヘナの色落ちにこだわる方にはお湯シャンをおすすめしていますが、実際のところは、シャンプー剤を使用しようがしなかろうが、退色の程度はそれほど変わりません。シャンプーによるヘナの色褪せの実験結果を、下記ブログにまとめましたので、ぜひ一度ご覧いただけたらと思います。

【ヘナラボ】毎日シャンプーすると、ヘナの色は30日持たない?

端的にいうと、手ざわりやツヤといったような仕上がり感の良さを求めるなら、ヘナ後にふつうのシャンプー剤を使ったほうがいいです。石けんシャンプーも人気ですが、質感や色持ちの面でやや劣る傾向があります。


まとめますが、頭皮にヘナの成分が残ってデメリットが生じる場合は、シャンプーをおすすめします。
問題ないなら、シャンプーはいらないと考えてよいでしょう。

ヘナ染め後の髪の質感については、好みがわかれますので、シャンプーやトリートメント、あるいはアウトバス整髪料などで調整するのもよいと思います。ヘナに慣れた方や、界面活性剤を避けたい方は、シャンプーしないのがよいでしょう。

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2019年12月27日テンスターヘナ:テンスターヘナ

毎日シャンプーすると、ヘナの色は30日もたない?

「ヘナと相性のいいシャンプーはありますか」。
ときどき、相談室にそんなお問い合わせがあります。
次のヘナ染めまで、1ヶ月以上色をもたせたいという方が多いためか、シャンプーでのヘナの色落ち(褪色)を気にしてのご質問なのです。


石けんシャンプー、アミノ酸シャンプー、活性剤系のシャンプー・・・
ひとくちに「シャンプー」といってもいろいろあります。
洗剤を使わないお湯シャンも、一応、シャンプーの仲間ですね。

はたしてどのようなシャンプーがよいのでしょう。
100%ヘナで染めた毛束を使って、実験してみることにしました。


画像は、40℃のお湯で溶いたヘナペーストに室温で1時間ほど放置し、25℃で自然乾燥させた毛束です。撮影は5日後。どれも均等に染まっていると思います。

これを30日間、こつこつ洗ってみました。


こちらが、15回洗った毛束です。
左がアミノ酸シャンプーで、
中央がお湯で、
右が石けんシャンプーで洗ったものです


そしてこちらは、30回洗ったもの。
同様に、
左がアミノ酸シャンプー、
中央がお湯、
右が石けんシャンプーで洗ってみたものです。

いかがでしょうか?

やはり中央のお湯シャンがいちばん色残りが良かったです。
でも、あえて言えば、という感じです。
こうして並べて拡大してじっくり見比べればたしかに・・・という程度。

想像以上にヘナの堅牢度は高く、何で洗おうが、何回洗おうが、
それほど褪色しなかったという結果になりました。

30日も洗うのはけっこう大変だっただけに、

(へええ~・・・・)
と一人で感心しました。

ヘナと相性が良いとうわさされる石けんシャンプーは、色持ちはよいのですが、毛束は少しばさばさした感じになってしまいました。
石けんシャンプーを使っておられる方は、毎日のお手入れでオイルを補ったり、シャンプー後に酸で中和して仕上げたりするとよいかもしれません。


ところで、みなさんは、つむじとか分け目とか、あまり気にされませんか? 

私は職業柄、通勤電車の中などで、よその方の生え際や髪色になんとなく目がとまり、ついつい観察してしまいます。自分の髪も意識していますので、比較的ひんぱんに染める派です。
ですので、実は、色持ちを気にしてシャンプーを選ぶことはありません。色持ちよりも、断然、根元ケアです。

ヘナはそうとう色持ちする染毛剤ですが、そうはいっても、伸びてくれば根元は白く目立ちます。
とくに髪表面の白髪が多くなると、染めたところとそうでないところの差はくっきりします。
そうした場合、生え際部分を30日もリタッチ(再ヘナ染め)せずに過ごせる方はいないでしょう。


毎日でも、安心して染められる。
それができるのが、ヘナのよいところかなと感じました。

2019年12月20日テンスターヘナ:テンスターヘナ
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